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zoom RSS 念願の北アルプス ジャンダルム制覇!(核心編)

<<   作成日時 : 2011/09/26 22:58  

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いよいよ核心編 2日目です。

その前に全体紹介を

この3連休を利用して、長年の夢であった北アルプスは奥穂高岳→西穂高岳の山行が出来ました。
これで、
燕岳→大天井岳→西岳→槍ヶ岳→南岳→北穂高岳→奥穂高岳→西穂高岳
(表銀座→喜作新道→東鎌尾根→大キレット→ジャンダルム)
の縦走コースを全制覇出来た事になります。

思えば5年前、大キレットで肝をつぶしていた私ですが、
奥穂、西穂間の難ルートを制覇でき、感無量でございます。

大日程
1日目  上高地−−横尾−−涸沢−−穂高岳山荘(泊)
2日目  穂高岳山荘−−奥穂高岳−−西穂高岳−−上高地−−諏訪湖(泊)
3日目  諏訪湖ランニング−−帰宅

メンバー
登山歴20年以上のOさんと2名。

さて、いよいよ2日目です。

2日目
さてさて、快晴の朝を標高2996mで迎える事が出来、本当にうれしく感じます。
穂高岳山荘のツイッター担当曰く
「今年一番の人出でしたが、それと同時に今年一番と言ってもいいぐらいの好天」という日に
泊まれ、本当にラッキーな私。

いよいよご来光です。(5時31分)
紺色の空に下から一筋の光。(表現出来ない〜!)
一眼レフを持ってこなかった事に反省。
私にとっても今までで1、2を争うご来光でした。
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でも、こんなにも人が。(ここは何処じゃー)
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澄み切った空と、暖かな赤い太陽。何も言えない雰囲気。もう最高です。
本当にありがとう。

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さて、ちょうどご来光の直後、朝食です。1回目は間に合わず2回目にありつく私。
宿のスタッフが1回目の食事の後片付け、2回目の準備に奮闘中。
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程なく準備が出来て、いただきま〜す。
シンプルですが、朴葉味噌までついてなかなかです。
当然ご飯と味噌汁はお代わりしましたよ。
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ごちそうさまの後は、再度撮影会。
八ヶ岳、富士山、も当然綺麗に見えます。
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ご来光はこの辺にして、
さっさと支度をして出発です。
今日も、スタートはかなり遅め。遅くなると不慣れな登山者が増え、渋滞します。

6時40分スタート。
本日の登り始め登山道です。
最初はハシゴなどあり、高度感もありますが、序の口ということで。
でも、案の定 初っぱなから渋滞。
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小屋全景と涸沢岳
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飛騨側の笠ヶ岳(2897.5m)。これも大好きな山。
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変わって涸沢ヒュッテ側。中央にテント群。100張以上あるでしょう。凄い数です。
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またまた変わって、槍ヶ岳方面全景。
左側手前が涸沢岳(3103m)、奥中央に槍ヶ岳(3180m)、右の手前は北穂高岳(3106m)
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さて、われわれは奥穂高岳にむかい、岩場を進みます。
でも混んでるー!
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7時19分 奥穂高岳山頂(3190m)到着!
360℃の絶景です。
人が群がっています。
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北側の全景
立山、剱、白馬方面までくっきりと。
ああ!最高。
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と、余韻に酔っているのは、ここまで。
本題に入ります。

ここからが核心部。正式な登山道では無く、あくまでも自己責任ルートです。
ルートファインディングも必要で岩場の極地。絶壁のピークを進むルート。
地図上も点線。
(昔に比べたら良くなったみたいですが)

突入開始!
映っているのは同行のOさんです。
中央に見える出っ張り(ドーム型の岩稜3163m)がジャンダルム。今回の第1目標です。
ジャンダルムとは、フランス語で憲兵の意味。
存在感があり、人を寄せ付けない雰囲気がいい。
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その前に今回の最大難所が。
「馬の背」です。
両側がスパッと切れ落ちている場所で馬の背のような場所。
判りにくいですが、こんな感じで両側は何百メートルの絶壁。落ちたら最後。
写真での迫力は半分以下ですね。
気を静めて、あまりキョロキョロせず、自分の前のルートを進むことだけを考える。
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馬の背の核心部。
ヤバヤバです。右の飛騨側から秒速数メートル程度の冷たい風が吹きつけ
一つずつ、着実に進む。なんとか四つんばいでこなします。
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過ぎ去って振り返るとこんな感じ。ひょえー
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ほっとしたのもつかの間、先に進みます。
今度は一度グーッと下降して再度崖をよじ登るパターン。
中央に、渋滞が発生しているのが見えますか。
(この先で思わぬハプニング発生)
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絶壁の中央で立ち往生。全く進みません。
風は冷たく、日陰では足がガタガタ。どうなってるんだー!
約10分〜20分位でしょうかひたすら待ちました。
ようやくのろのろと進み始め、崖を回り込んだ際、急斜面の下に白いヘルメットが落ちています。
あれ!
その先には人が!
座り込んで動きません。
どうした?

滑落者でした。
50m程滑落した模様で、わずかに動いてはいるものの大声で声をかけても応答無し。
しばらく声をかけますが応答なし。でも体は動いています。
意識はあるようです。
結局その場は誰も助ける事も出来ず、全員が自然に前に進みました。

後で、落ちるのを見たという人の話では60代位の女性で落石に当たったか踏み外しての転落との事。
私たちが見たときは救助要請が出ていたようです。
(後に救助隊によって救助されたようですが生死不明)

とりあえず目の前の目標に進むしかありません。
慎重に進み、8時24分。
精神的に高度の緊張感を保ちつつ、ジャンダルム(3163m)到着。

やりました。あこがれの場所。こんな感じなんだ。20人程度で一杯の広さ。
外から見ると凄いところなのですが、その場では実感が湧かないんですよね。
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到着時は15名程いたでしょうか。男性も女性も、学生も、おじさんおばさんも
とにかくみんなうれしそうな顔をしています。

15分ほど休憩し景色を堪能。
体も冷えてきたので先に進みます。
ここまでで、危険地帯の1/4〜1/3。まだまだ気が抜けません。

危険地帯の終了する西穂高岳にむかって標高を下げつつ断崖のアップダウンを繰り返します。
こんな所も。
男女のペアがアンザイレン(お互いにロープを結び)して女性がロープ伝いに進んでいます。
安全対策としては万全なのでしょうが、ちょっと大げさ?とも感じた。(失礼)
我々は普通に歩いて渡る。
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9時41分 天狗岳(2909m)
写真を撮りそのまま進みます。
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この頃から反対側の西穂側より登って来る団体登山者が増え、待ち時間が多くなります。
20人程度の大規模団体ツアーまで。
いやまあ。こんな所にツアーですか?

こんな感じて、岩場のアップダウンを繰り返し 間ノ岳、赤岩岳、を経て

ついに10時58分。 西穂高岳(2908.8m)到着!
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やったー!奥穂高岳から直線距離にして約2キロですが精神的には10キロにも思えたコースを制覇。
ここでしばし休憩。
お互いの無事と制覇したことへの感謝を込めてOさんと固い握手!

ここを歩いてきたという実感と終盤に近づいていく寂しさが出てきます。
ここからは少し難易度も下がり、気は抜けませんが少し楽になります。

それにつれてどんどんと人が増えて行きます。
凄いの何のって。待ち時間も増えます。
上手な人、遅い人、何ししてんの?という人。
もう少し練習してから来て欲しい人が多数。

各種メディアに紹介されすぎて、安易に来る人が多すぎる感じです。

11時49分 ピラミッドピーク着。
来た道を振り返り1枚。
ガチガチの岩嶺帯から、ハイマツの生える世界まで下りて来ました。
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残りの西穂独標は人が多すぎで写真を一枚撮り通過。
おばちゃんが、写真取るからそこ空けて〜だって。
あ〜あ。

12時46分 西穂山荘到着。
ちょうどお昼時となり、周りはピクニック気分。
パンを購入して軽く休憩。
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今度は上高地に標高約800mを一気に下ります。一般の山道。
14時17分 上高地の田代橋に到着。
この時間になっても雲一つ無い晴天です。
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山行もこれで終了。
帰りもタクシー相乗りでお安くすみました。

沢渡からそのまま諏訪湖に移動開始。
極度の運動をしたので肉系が食べたくなり松本の手前で腹ごしらえ。
2人ともカツ丼をぺろり。

諏訪湖のビジネスホテルに17時過ぎに到着。

本当は諏訪湖一周16kmのランニングをする予定が、時間が遅いので翌日に。
風呂にご飯に飲みに。早めに眠くなり寝ちゃいました。

3日目のランニングは距離は短く9キロ。
その代わりハイペースランでした。

今回は上高地が標高1500m、奥穂高岳が3190m。単純に標高差1690mを2日間。
岩嶺地帯のアップダウンを入れるとおおよそ3000mって感じでしょうか。

足だけでなく、バランス感覚、腕も使用し全身で楽しめた山行でした。
テント泊とせず、着替え・食料・水 中心の軽装(リュック重量10kg以下)としたことが
身軽になり良かった。

また、靴も登山靴ではなく、トレイルラン用シューズで歩きやすく、岩場でもまあまあの
グリップでした。
(唯一の欠点は寒さ。朝のうちは冷気が靴内に入り足先が冷たくなった)

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今回は私的に今までで一番高度な登山となりましたが、天候にも恵まれ、
本当に良い思い出が出来ました。

常に先導していただいたOさんには感謝。

再度挑戦するかは?としておきます。

今は全身筋肉痛です。

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